独断と偏見で、子どもたちが視聴しても大丈夫そうなサメ映画をいくつかまとめました。なお視聴責任は負いません。
また、一見すると子ども向けだけど実はぜんぜん違う、罠のサメ映画についても書き残しておきました。
先日、日本サメ映画学会からとても便利な『サメ映画配信データベース』が公開されました。有効活用しましょう。

レーティングについて
確認できる範囲でレーティングを併記しましたが、あまり参考にならないかもしれません……。
- G →全年齢
- PG12 →12歳未満は保護者の助言・指導が必要
- R15+ →15歳未満は一律で入場・鑑賞不可 (映倫の区分)
- 16+ →16歳未満は鑑賞不可(配信プラットフォームでの目安)
子ども向けサメ映画
キャットシャーク(G)
かわいい猫のようなサメのような魔法生物が登場する子ども向け冒険映画です。マーク・ポロニア監督はたくさんのサメ映画を世に送り出していますが、中でも最も子ども向けだと思います。キャラクターたちやストーリーは分かりやすく、ところどころにCMが挟まるので集中力が保てない子でも完走しやすいのでは。
もちろん大人も楽しめます。
ウィジャシャーク2・3(G)
ハートフルで愉快な家族向けサメ映画です。ジョン・ミリオーレ監督は過去には教師もされていて、日本の子どもたちも安心して見られると思います。特に2はファンタジー色が強めです。
シリーズものですが、前回のあらすじをざっくり説明してくれるので2から入っても問題ありません。1では、わずか1カットですが噛みちぎられた体の一部(塩化ビニル製?)の流血シーンがあります。なのでいまいちおすすめしにくいです。大人にはおすすめです。1と2・3での監督交代や方向転換もかなりの見どころです。
おでかけ子ザメと都会のおともだち(G)
未就学児から楽しめる、かわいい小ザメちゃんの映画です。癒しを求めている大人にもおすすめです。立派な陸ザメ。英才教育。独自の『子ザメ語』も面白いです。
配信が待ち遠しいです。短編アニメもおすすめ。
温泉シャーク(G)
国産サメ映画です。子どもたちが大好きな要素・マッチョが含まれており、マッチョ以外のセクシーシーンはほぼないので子どもたちも安心して視聴できると思います。しかしコメディ調とはいえ人はポンポン死んでいくタイプのサメ映画なので感受性が高い子どもには辛いかもしれません。高カロリー(詰め込み展開)なので、集中力を1時間半程度保つのは少し難しいかもしれません。2も公開されています。
温泉シャークを見て、その後に家族で一泊二日で熱海旅行するのもいいと思います。東京から新幹線で1時間弱です。
シャークボーイ&マグマガール(G)
このような良質な作品で幼少期を過ごしたかった。子どもの想像力を刺激する冒険物語。ファンタジーです。安心して子どもたちにおすすめできます。
ジョーズ(PG12)
スピルバーグ監督作品。食いちぎられる人々が深刻なトラウマを植え付ける可能性があります。怖くてお風呂に入れなくなります。でも名作なので教養として見てもいいと思います。

子ども向けではないサメ映画
心のPTA目線で厳しく評価しました。
パペットシャーク(G)
親しみやすい人形キャラクターたちによる映画。人形によるソフトな表現ですが、一部に捕食シーンがあるため子どもたちにはショッキングだと思います。また、キャラクターの造形やノリは海外のものだし吹き替えなどは現状ないので、海外の子どもたちにはいいけど日本の子どもに合うかは未知数です。英語の勉強には良いです。
作品としては素晴らしいです。私は終盤で泣きました。ブレット・ケリー監督の他の作品を見ることで作品の解像度が上がりますが、未視聴でも単体で楽しめます。大人にはおすすめです。
トイシャーク(G)
マーク・ポロニア監督作品の、凶悪な方のぬいぐるみサメ映画です。やる気のないチャイルドシッターなど、あまり教育上よろしくない描写があります。
シャーケンシュタイン(G)
サメ映画界隈で名作と名高いポロニア作品。ポロニア監督は多くのサメ映画を世に放っているので、必然的に子どもたちが目にする機会も増えると思います。精神的・物理的にショッキングなシーンが多く、性的な描写もあり、子どもたちには不向きです。素晴らしい作品ですが、全年齢で大丈夫なのかやや心配です。
エクソシストシャーク(G)
サメ映画界隈で伝説呼ばわりされている作品なので子どもの目にも触れやすいと思います。嘔吐描写があり深刻なトラウマを負う危険があります。性的な描写もあり、なぜ全年齢のレーティングなのか謎です。
しかし伝説と言われるだけのことはあるので、気になる大人は子どもの目に触れないところでこっそり視聴するといいかもしれません。価値観が変わること請け合いです。責任は負いません。
ディープブルー(16+)
正直サメ映画はジョーズとディープブルーを見ておけばいいと思います。普通に流血描写がある・サメが賢くて残忍なので子どもたちにはおすすめしません。でも比較的子どもにも見せやすいと思います。
シャークネードシリーズ(G~16+)
有名作品なので子どもたちが興味を示してしまう可能性があります。軽いノリのスプラッタ描写を安易に子どもたちに見せるべきではないと思います。危険。シリーズ内でレーティングにばらつきがあります。
ダブルヘッドシャークシリーズ(16+)
家族が見ているのを子どもがうっかり覗き見してしまうかもしれない作品。流血描写・共食いなどのシーンがありトラウマになりかねないのでおすすめしません。でもシックスヘッドの上陸シーンがめちゃくちゃ良いので大人になったら見てもいいと思います。
令和シャーク(13+)
ネタ系ショート動画のつなぎ合わせのようなトリップ感がある作品で、もしかしたら子どもたちにウケるかもしれません。しかしこれを子どもに与えるのは危険かもしれません。個人的には『さめお』のほうがおすすめですが、確認時点ではDVDしか視聴手段がないようです。
心霊調査ビッグサマーシリーズ(G)
親が見ているのを子どもが見てしまうかもしれない作品。基本的に40代以上向けの作品だと思います。暴力描写以外の部分が有害かもしれない。
チェンソーマン レゼ篇(PG12)
アニメなので子どもの手に取られやすいサメ映画です。暴力的なシーンが多く子どもたちにはおすすめできません。でも多分この映画を見る層はすでにチェンソーマンの暴力性を理解していると思うので、特別な注意は不要かもしれません。
BAD CGI SHARKS 電脳鮫(G)
子どもの頃の夢を諦めない大人が出てくるアツい映画。子どもたちにも分かりやすいストーリーではあるものの、冒頭でちょっとした下ネタ的描写があるのでちょっとおすすめしにくいです。大人は全員見て。
セーヌ川の水面の下に(16+)
Netflixの貴重なサメ映画。普通に被害者が多いのでこどもにはおすすめできません。でも同じくネトフリの『猛襲(16+)』に比べると表現はソフトです。映像が美しいのでなるべく大画面で見たくなりますが、ご家庭では子どもたちに配慮するべきです。
ノーシャーク(16+)
サメが出ないサメ映画なら安心して見られると油断した子どもが間違えて見てしまうかも知れない作品。主人公の異常性が服装に表れていて、家族で見るのもあまりおすすめしません。しかし文学的で語りたくなる作品だと思います。サメが出ないにも関わらずちゃんとレーティングされていて感心しました。
おわりに
サメ映画は基本的に暴力的なシーンがあるため、どんなにクリエイティブで面白くても流血描写があるというだけで子どもたちにはおすすめしにくいです。一部の子供向け作品はともかく、サメ映画はある程度成長してから楽しんだほうがいいのではないかと思いました。
しかし無菌状態で育てるのも違うとは思っていて、子どもたちはあらゆる芸術作品に触れて情緒豊かに育ってほしいと思います。サメは人気の生き物だし、わざわざサメ映画を選ばなくても触れる機会は往々にしてあると思います。もはやサメ映画を避けて大人になることは不可能かもしれません。FIN

















