ニフクラ mobile backend（NCMB）が2024年3月31日にサービス終了されました。
私もゲームのランキング機能でお世話になりました。ありがとうございました。
より高度なプレイヤー情報の管理に利用されていた方も多いようで、このサービス終了により機能停止したアプリやゲームをいくつか確認しました。悲しみ。
というわけで以前作ったゲームのランキングが機能しなくなってしまったので、それらのアップデートを行いました。本来はNCMBのサービス終了前に行うべきだったのですが色々あって後ろ倒しになってしまいました。反省。
移管・更新
PlayFabに移行している方を複数確認しました。
実際に遊んだいくつかのゲームでは、ランキングの表示も速いし使いやすそうでした。気になっているので機会があれば使ってみたいと思います。
私の場合はunityroomでしかスコアランキング機能を使っていないので、unityroom内蔵のランキングに置き換えれば充分そうです。また、そこまでランキングが重要なゲームは作っていないので、一部のゲームではランキング機能そのものをなくして、達成度に応じた称号が表示されるようにしました。そもそもスコアを競わせることに頼ってゲーム部分が適当になっちゃっていたかなという反省がありました……。
ついでに多言語対応したいとか絵を差し替えたいとか思ってしまったり、古いプロジェクトなのでうまく開けなかったり（古いと言っても1年前なのに）、Gitで管理の方法を学びつつ進めたりしたので進みがかなり遅かったです……。ランキングを差し替えるだけで良かったのに……。
この1年半で13作品制作し、そのうち8作品にランキング機能が使われていました。8作中5作にNCMBを利用していました。
輝け吟遊詩人
ランキング機能をunityroomに組み込むタイプに刷新しました。ついでに3人目の動きのクソコラ感を低減し、ツイートボタンをXボタンに変更しました。その他にも直したいところはあるのですが、イベントの成果物なのでなるべくそのままにしています。
ランキングが一番盛り上がった過去作品なので、ランキング上位の記録ページを作ってみました。記念碑。正直なところ10000点超えたらもうすごいと思っています。15万点越えのスコアはすごい。
当時、サブタイトルをChatGPTと相談して「愛の調べ」にし、それならとスコア名称を「愛のスコア」にしました。絶対滑るだろうと思ったものの抑えが効かず、滑りに行きました。しかし現在まで全然言及を確認できていません。プレイヤーのスルースキルの賜物か気付かれていないだけなのか。陳謝。
時間があれば英語版をItch.ioに、と思っていたのに未達成です。また落ち着いたらなんとかしたいです。
レリックシャーク
ランキング機能をunityroomに組み込むタイプに変更しました。ランキングが必要か？という気はしますが、なぜかRTA動画を確認しているしせっかくなので残しておきました。
この作品は隠し要素があり、ノーミスで撮れ高を全て避けると第3のムービーが見られます。イージーモードでも出来るので余裕があればどうぞ。普通に発見した猛者はすごい。
今遊んでみるとちょっと難しいですし、初めて作ったプラットフォーマーで接地判定のガバガバさなどが目につきます。足場はタイルでも何でもないので、本当に自由に作られたんだなあという感じです。吹替版とかリメイク版とか続編を作る余地もあるといえばあるのでは。
ペンギンパワードライブ
ランキング機能を無くして、達成度に応じたペンギンの称号が表示されるようにしました。また、その際にGetできたカラーキューブの割合を示せるようにしました。各色10個ゲットすれば曲が完成することを表せたのでは。まあ表せなくてもいいのですが。見た目がカラフルで以前よりは悲壮感が低減されたのでは。どこへ向かっているのかは謎です。
AIかAIじゃないか100問
このゲームはもともとこのNCMBを使ったランキング機能の習作として制作しました。1年後にサービス終了通知が来るとは知らず……。結果画面で今までのランキングの平均点を表示させるようにしました。平均点は6割くらいなので公開当初の想定よりは結構低いです。100問は多かったかなという反省がずっとあります。でも実況などで割と楽しんでいただけているようで良かったです。
更に、説明文は「2022年10月当時のAI生成画像」が正しいのに「2023年」になってしまっていました。まあ分かるでしょう……とは思うもののいつから間違えていたのかよく分かりません……。慌てて直しました。反省。
また、音量調節バーとは別に存在していた謎の「BGM停止ボタン」を削除しました。謎機能でした。
ひまわりとたんぽぽ
まさかこのゲームをまたアップデートする日が来るとは……。このゲームはあほげー（1日であほなゲームを作るイベント）で制作したものです。
ランキング要素はなくして、成功率に応じてひまわり人間からお言葉を頂けるようにしました。ついでにボタンの操作性を直しました。更にキーボード対応してみました。満点が取りやすくなり、ゲームとして完結できるようになったのでは。
以前はボタンを連打すると得点が伸びる仕様で、それはそれで気に入っていました（それを看破した方もいらして感激！）。しかし今回のアプデに際してその素晴らしい仕様はなくなりました。それについて彼が言及する場面もあります。一体何者なのか。
ついでにパーティクルを増量しました。ほとんどヤケクソです。
プロジェクトを見返したら菊に『kukiImage』と名付けていました。Kikuですらない。限界感。
というわけで以前のランキングにご参加いただいた皆様ありがとうございました！
おわりに
サービス終了については去年から告知があったにもかかわらず、期限オーバーで慌ててのアップデートになってしまいました。今までの制作を振り返れたのでまあ良かったのでは。
ありがたいサービスでした。感謝感謝。
