日頃のゲーム制作でお世話になっているUnityアセットストアから、中華圏のパブリッシャーのアセットがポリシー変更により削除されるという告知メールが来ました。

いきなりのことで詐欺メールかと思いました。そんなことある?

メールにはポリシー更新としか書かれていませんでしたが、中国版Unityの独自化が進んでいることに起因しているとの見方ができるようです。

私のライブラリにも当該アセットが(メールによると「少なくとも1件」)あるようなので、取り急ぎ調べてみました。

該当アセット

リスト

こちらから該当するアセットのリストが確認できますが、87ページあります……。アセットストア側での検索機能は現状ないので、探すのはかなりの手間です。

これについてスレッド内でかなりツッコミされているので、おそらくタグづけなどですぐ対応されるのでは。

とにかく現状ではどれが該当しているか分かりにくいので、後でまた確認しようと思います。

検索ツールを自作した有志の方もいらっしゃいました。急いでいる方はこちら。使用は自己責任で。

追記

上記の有志ツールで自分のライブラリを確認してみました。

751件中、6件のアセットが該当していました。1つの有料ツールと、5つの無料素材でした。

このアイコンパックは無料で、私もゲーム制作で使ったことがあります。お世話になっているゲーム制作者はかなり多いのでは。これらの素材に関しては作者の方がItch.ioでも素材を配布してくださっているので、使えなくなる心配は当面なさそうです。感謝……。Pixel Art Icon Pack – RPG by Cainos

定価55ドルの物理挙動ツール。4年前に購入していたらしいものの、まだ使ったことはありませんでした。記憶が曖昧ですが、バンドルかギフトで入手したのかも。直近の更新は2025年の9月とのこと。せっかくUnity6で使えるようにアセットを更新しているのに、告知から1ヶ月でストアから消されてしまうのは理不尽なように思えます。

影響

削除されたアセットは引き続き利用可能なものの、アップデートなどはされないとのこと。

ツール系アセットはUnityのバージョンアップに対応できなくなる場合が多いので、自力でアプデできる開発者でないと使い続けるのは厳しいと思います。でもそれは更新が放棄されたアセットとそう変わらないので、開発者として全く想定外ということはないのでは。制作を始めた当初は結構泣かされましたが……。

2Dや3D素材なら他のサイト(Itch.ioなど)でも販売しているケースが結構あるので、削除前にストアで焦って買う必要はないと思います。試しに検索してみたアセットはちゃんと売られていました。


セーフ

Playmakerはロゴが漢字なのでなんとなく中国のイメージでしたが、拠点はアメリカとのこと。セーフ。(使ってないけど気になる有名アセット)

おわりに

1ヶ月の猶予があるとはいえ急に告知が届いて驚きました。中国の独自版Unityの話は以前聞いたことがあったものの、アセットストアの素材にまで影響があるとは。

アセット使用者としては、とりあえず影響がなさそうで安心しました。把握しきれていないので後から泣くことになるかもしれませんが……。

アセットストアは便利で私もよく使っていますが、ひとつのプラットフォームに依存せず、色々な素材サイトや別のアプローチを探すのもいいと思いました。それを言い出したらUnity依存は大丈夫なのかとなりそうですが、まあそれはそれで……。

ユーザーの反発により今後の対応が変わるかは未知数ですが、Unity Feeや先日のAdobe Animateの件を思い出します。どうなることやら……。


3/11追記:発表から約1週間経った今でも公式スレッドは混乱が続いているようですが、複数の企業や法規制の影響があるらしく変更はなさそうです。アセットストアも板挟みで色々大変なのかも。一番辛いのは更新したくてもできなくなってしまう中国のパブリッシャーだとは思いますが……。販路を模索しているパブリッシャーがUnreal Fabをおすすめしていて個人的に気になっています。メインの移住先になるかもしれません。

Categories:

Tags: