アマプラで配信開始したので、去年視聴した感想を載せておきます。感動を伝えずにはいられません。Twitterだと尺が足りないので。おすすめ映画です。

ポスターのキャッチコピー、「これが、愛の力」を実感しました。

ネタバレなしの視聴の注意

前作を見なくても楽しめます。冒頭にあらすじがあるので安心です。

流血表現なし。グロテスクな描写はありません。

セクシーシーンはありません。家族でも安心して見られると思います。一部タトゥーが濃い水着美女が出るので、そこだけは教育上よくないかもしれません。

 

 

以下ネタバレありの感想

 

良かったところ

  • ミュージカル要素
  • 表情豊かなサメ
  • 怪獣バトル
  • グロシーンがない
  • 後味が良い

ミュージカルが始まってテンション上がりました。しかも歌が上手い……。最高でした。しかしもうこれを超えることはできない気がするので、次回作以降にあるのかは謎です。

サメが表情豊かという点について少し説明します。ミュージカルパートにリズムよく参加するサメ、可愛すぎませんか? ノリノリですよ! 主人公を倒せと命令されているのに、目からビームを出すだけでなかなかとどめを刺そうとしないのも可愛いです。自由な感じですね。そもそもなんで目からビームを……? 前は熱弾だけだったと思うのですが……。細かいことですが、上記のシーンでサメがビームを出すときの表情の変化が好きです。CGでは表現できない温かみがあります。

特撮怪獣バトルは見ごたえがありました。サメとワニのふわふわな取っ組み合いが見られるのはこの映画だけだと思います。素晴らしい。

流血シーンが全くないのも良かったです。前作では一瞬だけとはいえ流血シーンがあったので、苦手な方にはお勧めできませんでした。私もそういった描写は苦手です。この映画は安心して周回できます。

ウィジャ盤の力で破壊されたすべてが元通りになって後味が良かったです。建造物も、離婚した妻も! これは最高です。映画に限ったことではありませんが、創作物の中で人が亡くなったりするとどうしても感情移入してしまい単純に楽しめなくなってしまいます。そんな心配を全て解消してくれる素敵なラストでした。前作では悲しむ間もなくどんどん登場人物が退場していったので、良い意味で同じシリーズとは思えません。

その他の感想

序盤でクレシーダさんの正面カットがやたらと多くて気になりました。今作初登場なので視聴者に印象付けるための配慮だと推測します。

サイズ感の分からない地獄の生き物は、野蛮だけど可愛い感じで憎めません。危害を加えてきた彼らにも主人公が慈愛の心を持って接していて胸を打たれます。

主人公がキッチン(おそらく食洗器の前)で瞑想するのは見どころのひとつですね。

前作で大好評だったミスティックシールド増量! ということでいっぱい見られてお得感がありました。新技もあるし真似したくなりますね。ミスティックシールドの歌もノリノリでもう言うことありません。

養子に迎えるのはかなり唐突では……? そういう文化なのでしょうか……。まあ本人たちが楽しそうなのでヨシ。タロットフォースかっこいい!

イベント視聴時は序盤で字幕の誤植がありましたが配信は大丈夫かな? と一人で勝手に心配しています。まあそれはそれで!

続編?

ワニの再登場はあるのでしょうか? サメと一緒に地獄に行ったように見えましたが……。

最後のほうでちょろっと言及されているのですが、実の娘はどうしているのか……? 前作から一体何があったのか……? 次回作が気になります。

ミリオーレ監督

実質視聴者のパパ。前作での功績が評価され監督に大抜擢された、みたいなお話でした。

監督が楽しそうだと私たちも楽しいですね。感想をツイートしたらいいねしてもらえました。感激。(ゲーム制作用アカウントだったのですが、それが嬉しくてゲームと映画用にしようかと)

イベントでは意外な経歴や制作の裏話なども聞けて最高でした。元気で長生きしてほしいです。その他の監督作品も気になります。国内での配給は無理でもどこかで見られないでしょうか……。

ツイキャスの配信組だったので、現地参加特典の監督のお面が入手できた方がうらやましいです。ミスティックシールドのうちわとかペンライトとか、グッズ販売に愛の力を感じました。

まとめ

平和的なストーリーで、視聴者へのサービス精神も旺盛。私にとってはまさに理想の映画でした。

見どころが多くて迷いますが、個人的に一番好きなのは主人公がサメのビームでしびれているシーンです。

感謝そして感謝――。

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