これが、愛の力――。

先日開催の東京国際サメ映画祭で、ファン待望のウィジャ・シャーク3が上映されました。また、上映後にはジョン・ミリオーレ監督が登壇し、貴重なお話などを伺うことができました。上映と登壇は2日間あり、1日目はksonさんの登壇もありかなり盛り上がったようです。私は2日目(2025/7/27)に参加しました。

なおウィジャシャークシリーズはおすすめ映画です。以前ウィジャシャーク2の感想記事も書きました。2を見たときの感動はまだ覚えています。鮮烈な体験でしたので……。

以下はなるべくネタバレがないウィジャシャーク3の感想と、監督登壇での感動を伝えるだけの記事です。気持ちが落ち着くかウィジャシャーク3が一般上映されたら清書するかもですがまあ勢いのままのほうがいいこともあるのでは。

上映前からミスティックシールドのテーマが流れていてアツかったです。

ふんわりしたウィジャ3の感想

  • 素晴らしかったです……。
  • ワイルドアイの特別仕様ロゴ……。
  • 冒頭はファンサがすごくてこれ大丈夫なのかと逆に心配になるレベルでした。
  • ありがとうタロットゲイター……。
  • ウィジャシャークがウィジャ盤仕様で更にかわいくなってる!!
  • ミュージカルパート……。前作で印象的だったタトゥーが濃い水着美女の酷使……。
  • 次元を超えたオールスター……!! まさかこんなことになるとは!! まさかアレが出るのでは……→本当に出るのか!!という驚きの連続。(主にワイルドアイの)サメ映画ファン歓喜。
  • そしてぬいぐるみが素晴らしい。本編で出てない気はする。ぬいぐるみ素晴らしい。
  • 世界中がロケ地に。日本破壊されがち。
  • これはやりすぎでは……と劇中の人が視聴者の声を代弁してくれている……。
  • 応援上映で盛り上がるやつ!!
  • ほとんど視聴者参加型では。すごい。
  • ありがとうタロットゲイター……。
  • 引退……? 引退!? 次世代を応援したい気持ちはあるもののさみしいような……。
  • そしてサメと善悪についてのありがたい結末……。でもサメはお祝いに来てくれたように見えます。このサメは以前からノリノリです。
  • そしてピザ。まさかスクリーンで見られるとは。
  • 会場も大盛り上がり。

以前おっしゃっていた家族愛路線とはこういうことだったのかと思ったり、バトルシーンが多くて嬉しくなったり、意外な展開と望んでいた展開に興奮したり。素晴らしい映画でした。

監督登壇

お待ちかねのミリオーレ監督登壇! また、一緒に来日したご家族(奥さんと息子さん)も登場!! なおご家族も映画に深く関わっています。

登壇時に客席を周ってハイタッチをするファンサービスがありました。神!! 距離が近いってレベルではないです。すごい!

私も通路側だったおかげでハイタッチの機会に恵まれました。感激。監督の勢いに圧倒されたのと緊張で片手だけになっちゃいましたが、「手さえ出せば両手でハイタッチしてもらえたかも……」なんて贅沢な反省をしています。とにかくパワフルでした。パワーをいただけました。

先日ポロニア監督登壇時もハイタッチの神ファンサがあり、もしかしたらとは思っていましたが、まさかミリオーレ監督までやって下さるとは……。全国のファンが羨むファンサを受けてしまった一人として、この感動を胸に、今後の人生は真面目に過ごしたいと思います。

ウィジャ3の感動の後にファンサで畳み掛けられてほとんど放心状態でした。会場のファンは大体そんな気持ちだったと思います。

ジョンミリオーレ監督

このミリオーレ監督のお祭りエディションを拝めただけですごい体験でした。ご利益までありそう。

作中のぬいぐるみがかわいいと言われてしまうのは監督としては不本意だったようですが、それがまた良いと思います。丁寧に作られていて素晴らしいです。ミスティックフォレストの怪物は私は怖いというか奇怪な印象で、言われてみればかわいいという意見も分かるという感じです。背中の造形まで凝っていて好きでした。今作ではサメに目が行きがちですが、人間の衣装のセンスも良いな~と思っています。主人公組の黒基調の衣装もかっこいいし、新しい弟子も良いし、義弟家族も個性が際立っていました。

ワイルドアイのポスターが本編とは違う仕様なことに、ミリオーレ監督自身も心配になっていたとは驚きです。やっぱり勝手にやってるんですね。そして脚本のチェックがあるとは驚きです。いやチェックがあるのは全然おかしい話ではないのですが、他のワイルドアイの作品を見るに、それらが本当にチェックを受けているのかという疑問が生まれます。ミリオーレ監督作品の面白さは他のワイルドアイ作品とは格別というか別のベクトルで、特別に愛があって丁寧に作られている印象です。具体的にどんなチェックが入っていたのか気になります。というか脚本のチェックは入るのにポスターの内容について監督にお伺いがないのは面白いポイントです。

そして今回、シアター入場時に全員に配られたのがこちら。度肝を抜かれました。

!?

監督のご尊顔とミスティックシールドでリバーシブルになっています。A4で結構大きく、しっかりした紙質です。こちらを使って客席全体の記念撮影が行われました。今回の客席の映像も今後何かに使われてしまうのでしょうか。光栄です。

監督の顔が並んでいるのはさぞ異常な光景だったことでしょう。前回もありましたが、あのお面を最初に考えた人は一体何がどうしてああなったのか……。でも監督がそれを許可というか笑顔で受け入れてくださっていて良かったです。もはや宗教のようでもあります。オカルト。実際のところほぼ宗教です。

映画について、『low-budget』ではなく、ミリオーレ監督は『micro-budget』とおっしゃっていた気がします。家族の積極的な起用や自宅の活用によって、かなり制作費が抑えられているということでしょうか。謙遜のような意味合いだったのかもしれません。予算と面白さは関係ないと再確認できました。

おわりに

とにかく感動の時間でした。早速見返したいような気分です。お話があった公開待ちの作品も気になります。

シリーズを超えた集大成のような映画で胸がいっぱいです。やはり――。

すばらしい上映でした。感謝そして感謝。

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