2025年2月から3月にかけて行われたBrackeys Game Jamに参加し、ミニゲームを投稿しました。
お題は「Nothing can go wrong…」でした。

Hand-drawingのArt StyleとHome-madeのSoundtrackで臨みました。言語に頼らないシンプルな内容になっています。締切日(2/23)に無事公開できました。
3/19:イベント終了後の追記をしました。
ゲームジャム?
このゲームジャムは1週間でゲームを作るイベントで、Itch.ioで行われています。今回は過去最高の約2200作品が投稿されたとのこと。私が参加するのは今回が初めてでした。Xなどで参加している方を見かけて気になり、1年ほど前からDiscordに参加していました。
制作期間が2/16から2/23までとのことで、あほげー(2/21~)と期間が被っていました。結果として両方参加しました。両方とも締め切りを守れてよかったです。
Brackeys Game Jamは評価期間中なので、終わるまで一件でも多くの作品で遊べればと思います。
内容
入れ替えた箱を当てるゲームです。今回知ったのですがシェルゲームというらしいですね。名称を知らなかったので助かりました。
実況動画が投稿されていました。感謝感謝。
当初3Dで作ろうとしたのですが、3Dモデルをマスクする方法が分からず2Dになりました。また、時間が限られていたのでああいったArt Styleになりました。
まあそのあたりのことはまた後で書ければと思います。このイベントで得るものが多すぎて、現状をとりあえずまとめている感じです。
追記分3/19
イベントが終わったので参加した感想など。
イベント参加
いろいろな刺激がありました。遊んだゲームについてはこちらに書きました。
参加作品が不正にコピーされていた件は衝撃でした。
Itch.ioはゲームの母数が大きく、それに伴ってコピーゲーム事件が起こりやすいのかも。
前々回は参加作品が700作品程度だったのに、今回2200作品に膨れ上がっていて、ちょっと驚きました。作品が多すぎるせいで、いざ結果発表がされても、遊んでないゲームばかりみたいな雰囲気でした。イベントが大きくなると一体感が薄れるみたいな現象……。
とはいえアクティブユーザーによる相互のフィードバックや、制作への情熱はアツかったです。
相互評価
最低でも20件の評価数がないと、最終的なスコア?が反映されないという旨がルールに書いてあったのでそれを目標にしました。
ゲーム一覧にはカルマ順というものがありました。これはunity1weekのゲーム画面一覧にも似ていて、他の人のゲームを評価するほど自分のゲームが上の方に表示される、というような機能です。

そこでかなりの高カルマだったのがちょっと誇らしいです。先頭集団。特殊な訓練により、ジャムゲームを連続してプレイすることが得意な自負はありましたが、世界規模で見てもやはり異常なのかもしれません……。
作品数が多く、評価が足りない作品は一向に減りませんでした。残念……と思っていたのですが、評価数が足りない作品も順位やスコアは反映されているとのこと。コミュニティでそれについて不満の声を見かけました。エンジョイ第一のイベントだからこそルールはちゃんとしてほしいと思うものの、運営側が全てのゲームを把握しきれない規模になっているし、色々と難しいのかも。まあ正規のハッカソンではないのでゆるいです。
作品へのフィードバック
絵柄が海外ウケするかは謎でしたが、案外Art Styleを褒めていただきありがたかったです。また、失敗したバージョンをわざわざ確認してくださる方が多く、もっとバージョンを増やせばよかったなと思います。
概ね好評でした。具体的な結果としてはこんな感じです。

2200作品あって35件の評価の信用性があるのかはなんとも言えませんが、「1ゲームあたりの平均評価数20.7、中間値は13。」とのことです。今回は参加することが目的だったとはいえなかなかの高評価で嬉しく思います。
テーマは「Nothing can go wrong…」で、一般的には失敗フラグと解釈されるとのことでこんなゲームになりました。このゲームはプレイヤースキルによっては本当に何も起こりませんが、概ねテーマに沿えたのでは。
ちょっと演出時間が長かったかもしれません。また、ゲーム内容としては前述の通りシンプルなシェルゲームなので、もう少しひねってもよかったのでは。

アップデート?
ゲームジャム終了後にフィードバックからのアップデートを行っている方がちらほらいらっしゃいました。イベントとしては、ゲームジャムのオリジナル版を保持すればアップデートは可能とのこと。
私も軽微なバグ(箱の中が見えてしまう)を直したり、爆発力の調整などをしたいと思っていたところです。しかしこのゲームはWebGL版しか公開しておらず、厳密なオリジナル版を保持することが難しいので悩んでいます。おそらくそこまで厳密ではなく、参加時点のWin版をビルドしてダウンロードできるようにしておけばOKとは思うのですが、ちょっと自信がなく二の足を踏んでいます。ダウンロード版を最初から用意しておけば……。
イベント参加作品はそのままの状態が美しいと思っている部分があり、Itch.ioの仕様が未だに謎な部分もあり……。というわけでアップデートは未定ですが、フィードバックを今後に活かしていけたらと思います。学びが多かったです。
1.0さん
このアシスタントには一応の名前があり、サイトのマスコットキャラクターとして非常に狭い範囲で活動しています。
初めてのちゃんとしたゲーム出演がグローバル規模になるとは本人も思っていなかったことでしょう。今回の一件で性格というか人となりが少し見えてきました。ヒゲのほうは何者なのか、どういう関係なのかは謎に包まれています。
一度は既存のオリキャラでゲームを作ってみたいと思っていたので、それも今回叶いました。造形的に素材作りがかなりの時短になることが発覚したので、今後も活躍があるかもしれません。
English
他の参加者を真似してNice Game! とかGood job! とか言いまくっていたのですが、もしかしたらちょっと失礼だったかもしれません。陳謝。あとI foundを多用してしまう。遠慮しがちな民族性を発揮。
英語力がPoorなのに英語圏のゲームジャムに繰り出し、結果として大量の経験値を得ました。感謝そして感謝。
おわりに
海外というかグローバルなゲーム制作イベントに参加するのは初めてで、とても刺激になっています。
投稿作品はゲームジャムのページから遊ぶことが出来るので、気になった方は是非。