2024年8月31日

素晴らしい映画を見たのでその感想です。

これからの時代はワニがもっと流行っていくのかなというそんな気持ちになる・創作の刺激になる斬新なワニ映画をいくつか紹介します。

ここは一次創作サークルのサイトですが、これらの作品が創作活動におそらく良い方向で影響しているため、情報を共有します。ここまで制作したゲームのおよそ6.7%にワニが登場しています。

おすすめ

ワニゲーター

素晴らしい映画です。1時間で見られます。すごい満足感です。

ネタバレのない状態で見てほしいです。

身近に潜むワニの恐怖と村人のたくましさ。犬も出ます。

作品への愛と工夫に溢れています。流血シーンがほぼないので安心して見られます!!

耳に残る劇伴。素晴らしい翻訳。ツッコミどころの多さ。

以下ネタバレありの感想

度々挿入される中年男性のセクシーシーンは特筆すべきところではないでしょうか。ワニ映画には詳しくないのでよく分かりませんが、サメ映画のビキニ女子に似た何かを感じます。必要なシーンだったように思えます。不思議ですね。特に市長がいい味を出しています。
エンドロールがゆっくりすぎるのに飽きさせない工夫がされており大変好感が持てました。映画としての体裁を保つため(尺を伸ばすため)の、「エンドロールがゆっくり」という手法は何度か目にしてきました。私もこの手法を取り入れんと、この前本編より長いかもしれないスタッフロールを作って満足していました。しかしこの映画は露骨にゆっくりすぎて最高です。申し訳程度とはいえ本物のワニの水中映像も挿入されており、豊富なサービス精神が伺えます。NG集というか撮影中の一コマもありがたい。

いろいろなお約束とアドリブ、そして愛がつまった作品でした。充実した時間を過ごせました。ほとんどこの映画の素晴らしさを伝えたいがためにこのページを作りました。感謝。

これを書いていてちょっと冷静になって気づいたのですが、この尺でこれだけの登場人物がいてキャラが立ってるしストーリーも分かりやすいしで、ワニ映画ということを差し引いても神作品なのでは。

……とはいえ、低予算映画への理解や耐性があるからこそ楽しめる、という部分が少なからずあるので、結局のところ「刺さる人には刺さる」タイプの作品なのかもしれません。配給に感謝……。

ウィジャ・シャーク2

サメ映画でワニ映画、ファンタジー、そしてミュージカルです。この作品をおすすめするのはもう何度目か分かりませんが、もしかしたらまだ見ていない人がいるかもしれないので書いておきます。おすすめ映画です。

前作を見なくても楽しめますが、可能なら先に1を見たほうがいいです。一部の方が「ウィジャシャーク2はトップガン・マーヴェリックだ」と力説されていました。少し分かる気がします。

多数の同時視聴配信アーカイブがある大人気作です。

サメ映画総選挙で2より1のほうが上位だったのは衝撃でした。投票時点ではまだ2を視聴していない方が多く、かつ1のインパクトが大きすぎたのでは。ウィジャ2はレジェンドです。

メガ・クロコダイル(巨鰐)

中国産ワニ映画。吹替版を視聴しました。

行方不明になった弟を探しに行くという分かりやすい設定で、素晴らしいコメディ要員がいます。一部流血シーンがあるので苦手な方は注意が必要です。

ちゃんとした映画(個人比)なのでこのラインナップの中でおすすめするのはなんかちょっと申し訳ないのですが、面白かったので入れておきます。


Unityアセットストアでセール価格2ドルで買ったアニマルパックに入ってたお買い得ワニ

その他の映画

マンイーター

ちゃんとしたワニ映画が見たい場合は、マンイーター(2007)がおすすめです。デスロール(ローリングアタック)が圧巻。


THE POOL

口コミが低評価だったので「これは期待できる!」と思って視聴しました。水を抜いたプールの底に取り残されるというシチュエーション。犬好きの方は見ないほうがいいかもしれません。低評価の一端は間違いなく犬ですが、それを差し引いても……まあ……。決してこれがスタンダードではないとは思いますが、タイ映画を見るのは新鮮でした。


クロール ー凶暴領域ー

ハリケーンで街が浸水し、家の中にワニが!みたいな感じです。ここでおすすめはしませんがワニ映画のスタンダードってこんなかんじなのかなと思いました。この公式予告編の説明欄に「サメには飽きた!」と記載がありますが……。


クロコダイル パニック 殺戮の披露宴

あらすじに「さらにここに来て新郎の浮気がバレる」との記載があり期待して視聴。上映時間が長く、途中休憩を挟みました。視聴中にこんな休憩を挟んだのはエイリアンVSジョーズ以来でした。やりすぎというか、血糊などに力を入れている捕食シーンはいくつかあるのですが、直接噛まれているシーンを描写しないことがとても多く、それこそが見どころなのでは。カメラの外への想像力を掻き立てさせられる作品だと感じました。「新時代のモンスターパニックムービー!」との記載を確認し、確かにと思わされました。この言い回しは見習いたいなと思います。


おわりに

この記事を書くに当たりワニ映画を数本視聴し、刺さる作品を見つけるのは難しいと実感させられました。サメ映画だったら信頼できる配給元か低評価の作品を追えばよかったのですが、サメがワニに変わるだけでこれほど違うとは……。サメだったら家の中にいたりトイレから出てくることはありえないとわかりますが、ワニならもしかしたらあり得る、と思ってしまうことが多々ありました。サメは強いですね。この調子でカニ映画方面も攻略したいと思います。

ワニゲーターの資料映像でエクソシストシャークがフラッシュバックし、サメの汚染を実感させられました。気力が十分なときにクソシャの続編にも挑戦したいと思います。気力が……十分なときに……。

今年はサメ映画祭の開催などもあり、より一層サメ映画が注目されていますが、ワニ映画やその他の斬新な映画にも注視していきたいですね。

Categories:

Tags: