Unityの学習コース『Tanks: Make a battle game for web and mobile』をベースにしたゲームの投稿イベントに参加しました。
Unity Learnではコースを題材にしたイベントが以前から行われていて、優秀な作品には景品(Unityグッズ)が出るそうです。
完成したゲームはこちら
Tanksの学習
初心者向けのUnity学習コースです。パッケージはアセットストアで無料配布されています。完成すると戦車が走り回り、敵AIとバトルすることができます。すごい!

戦車のモデルとロケーションがいくつか用意されていました。特に選ばない理由もないのでサメの戦車を選ぶなどしました。
スクリプトはあらかじめ用意されているものを使うので楽でした。純粋なUnityの操作に焦点を当てている感じです。
コースを完走した感想
趣味のUnity歴は2年と少しありますが、知らない機能もあり多くの学びがありました。
特にCtrl+Shift+Fでカメラの位置をシーンビューに合わせるというショートカットはもっと早く知りたかったです……。加えて、オーディオダッキングの調整についても詳しい解説があり助かりました。
今までUnity Learnで履修したのは入門編の玉転がしとプラットフォーマーだけでした。当時はビジュアルスクリプティングしか理解できるコースがないと思い込んでいて、検索範囲がかなり限られていたのですよね……。今見ると魅力的なコンテンツばかりです。Tanksは最近リニューアルされたとのことですが、こんなに高機能なゲーム作りが学べるとは……。
独自のゲーム?
英語の読解力がPoorなため、この投稿キャンペーンではどのようなゲームを作れば良いのか謎でした。他の投稿作品はチュートリアル完了時そのままらしきプロジェクトが多かったです。(今思うと過去のイベントの投稿作品を確認すればよかったです……。)
とはいえ当初の理解では「Tanksインスパイヤで独自のゲームを作る」、というものだったので、とりあえずその方向で作ってみることにしました。ChatGPTもそれでOKって言っていましたし。Tanksコースでは月面に寺院を建てたりサメ戦車で遊んだりしていたので、関連性はバッチリです多分。多分……。全然関係ないけどムーンシャークは名作です。

既存のC#スクリプトを解析・編集すれば楽だし勉強になる!と思ったものの技術不足で、結局ビジュアルスクリプティングで書き直すなどしました。AIがプログラミングを書いてくれる時代なのに遡行しています。
完成
学びを活かした戦車ゲームができました。
跳弾でサメのオベリスクを3つ破壊すればクリアというシンプルな内容です。上手い人なら初見でクリアできるのでは。
このTanks!テーマはスマホでも動作することが売りなので、このゲームでももちろん対応させたく……しかしスマホで確認したらシェーダーの違いなのか見た目が全然違って見える状態で、ゲームオーバー画面が表示されずフリーズしてしまうなどの問題がありました。前回の制作ではMaterialがLitだと表示されないけどSimple Litは表示される状態でしたが、今回は逆でLitなら表示されるというものでした。なにか基本的な見落としがあるのかも。なんとか動く状態にすることが限界でした。
締め切りギリギリになんとか投稿できました。しかし、ちゃんとイベントに登録できているのか、テーマに合致しているかについてはよく分かりません……。楽しく作れたのでOKです。


おわりに
Unityは入門以降ずっと自己流というかノリで作っていたので学びが多かったです。今まで作ったことがないタイプのゲーム作りができて面白かったです。