旧Flash Professionalこと、Adobe Animateが2026年3月1日に提供終了されることになりました。
3ヶ月前にAnimateを使ってフラッシュゲームを作った身としてはちょっとショックです。
ゲーム自体はRuffleというオープンソースのエミュレーターで再生しているので問題ありません。今となってはサ終発表前に作りきって公開できて良かったと思います。
目次
サービス終了の予知
サ終について予見していた人を去年複数見かけていました。特に海外の掲示板で、「Animateは数年以内に終了するだろう」との書き込みがあり、本当に当たるとは!と思った次第です。
「ゲーム用途はともかく、アニメ制作では現役らしいからすぐには終わらないのでは」と当時は思っていましたが、長期ユーザーにとってはサポート面などで終了の気配があったようです。

公式ツールが購入できなくなったことで、2026年以降のFlashの新規制作は難しくなったと思います。
かつての無料のFlash制作ツール(ParaFla!)は、2年前に確認したときは必要なプラグインがなくて開けませんでした。InternetExplorerが現役の頃のパソコンなら開けるかもしれません……。
アニメ制作の現場での代替ツールが何になるのかは分かりませんが、独特な趣のフラッシュアニメが作れなくなるとしたら残念です。
JPEXS Free Flash Decompiler(FFDec)
既存のFlashを編集するなら、FFDecがおすすめです。無料。
以前にFFDECを使って、俗に脱衣ブロック崩しなどと呼ばれているブロック崩し制作ツールのアクションスプリクトの検証をしました。書き換えたフラッシュゲームが動作することは確認済みです。

新規制作はできませんが、既存のフラッシュをちょっと修正するだけなら十分使えると思います。特にRuffleに対応させるためにアクションスクリプトの修正が必要な場合におすすめです。
思い出
今回のサ終への先人たちの反応を見て、そもそもFlashはAdobeのものではなく、二度の買収の末がこのサポート終了なのだと知りました。そんなことって……。
Shockwaveと同じ歴史?
Flashの歴史について検索していたら、なんだか懐かしいロゴが……。
Shockwaveはフラッシュゲームと同じくブラウザゲームを作るときに使われていたツールなので、ゲームで遊ぶときに見かけて覚えていたようです。2009年1月末にサービス終了していたとのこと。
FlashとShockwaveは、同じような歴史を辿っているように見えます。どちらもAdobeがMicroMedia社から買収しています。
Shockwaveは2009年のサービス終了後、2017年まではツールの提供がされていました。2019年末にFlash Playerが終了し、2026年にAnimateがサポート終了する流れと重なって見えます。
デザインツールに比べて使用人口が少ないのは想像できるし、企業としてずっとサポートすることは難しいというのは理解できますが残念です……。
おすすめフラッシュゲーム
Animate終了は大きなニュースですが、そもそもフラッシュゲームがまだ遊べるということが十分に周知されていないように思えます。
Ruffleの登場により昔のフラッシュゲームが続々と遊べるようになりました。再現性は完璧ではないものの、ブラウザにRuffleのプラグインをインストールするだけで動くゲームが多いです。
個人的なおすすめのフラッシュゲームサイトを少しだけ載せておきます。
ニューロニアンやMoney Gameなど。この作者の方が書いたUnityの参考書を知らず知らずのうちに使っていたので、ちょっとした運命を感じています。激重感情。

Growシリーズなどの素晴らしいゲームがたくさんあります。いくつかのゲームはHTML5で作り直したそうです。遊んでいた当時は海外のサイトだと思っていたので、作者が日本の方だと最近知って驚きました。

水色基調のミニマルでかわいい猫のミニゲーム!

ナリフさんのおかげでRuffleの存在を知ったし、フラッシュゲームを新しく作ってみたいと思ったので感謝しかないです。

もっと色々なおすすめサイトを載せたかったのですが、すでにリンクが開けなかったりそもそもゲーム名が思い出せなかったりでもやもやしています。かつてFlashを公開していた作者の方は、ぜひまた公開していただきたいです……。Ruffleに対応させるには改修が必要な場合がありますが、Nitroなどのブラウザを使えば問題なく遊べることが多いです。WebArchiveで探すには結構な執念が必要なので……。
フラッシュゲーム制作の反省
自分の中のフラッシュの亡霊を満足させるため、去年11月にフラッシュのミニゲームを作ってみました。「FireFlyとFlashで新旧Adobe技術の融合」みたいなコンセプトで制作を終えました。しかしFlashは元々Adobeが作った技術ではないと知り、今ではAI(Firefly)と共演させて申し訳なかったかなと勝手に反省しています。
更に、作ったフラッシュゲームを置いておいた投稿サイトが、開設から半年程度で早々にサ終されました。運営のキャパオーバーとのこと。
Animateといいサ終に縁があるゲームとなってしまった……というより、私がサービス終了ギリギリのものに何らかの予兆を感じ取って惹かれていたのかもしれません。去年は特にノスタルジックな気分でした。どちらも終了までに楽しむことが出来てよかったと思います。
おわりに
フラッシュゲームを新規で作るならお早めに。Ruffleで動かして個人ホームページに設置できる期間は限られてしまいました。私はもう実践しました。よろしくです。


























