パソコンのパーツをアップグレードしようと思い調べていたところ、衝撃の事実が――。
自作パソコンに詳しい方にしか馴染みがないかもしれませんが、IntelのCPUはマイクロアーキテクチャ(設計)ごとに『Coffee Lake』や『Sky Lake』などのコードネームが付けられています。
今回、それらがいずれも実在する地名だと知りました。今までずっとファンシーな空想コードネームだと思っていたのでショックです!
もしかしたらIT系の方々にとっては常識なのかも……。
由来?
Intelの研究施設がオレゴン州にあるため、州の湖がコードネームの由来になっている……という説があるとChatGPTが言っていました。ソースはChatGPT、というのは良くないので普通にGoogle検索しました。
こちらの聞き取り取材によれば、オレゴン州の湖であることが決め手ではなく、面白い名前だからというのが主な理由のようです。また、コードネームがあるほうが愛着がわきやすいとのこと。確かに! 地名は著作権的に安全だという見方もあり納得しました。
Sky Lakeもオレゴン州です。国有林の荒野地域とのこと。
Whiskey Lakeもオレゴン州です。由来が気になります。
Tiger Lakeはミネソタ州で確認できました。
第1世代のネハレムはオレゴン州の町?でした。自然が豊かで保養地……ではなく田舎みたいな印象です。
町の名前だったり橋や湖の名前だったり、選定に深い理由はなさそうで自由でいいなと思います。
日本にも変な地名はありますが、コーヒー湖の名前のインパクトはかなり強いです。命名由来が気になるところですが、航空写真で見たら茶色かったのでそのせいでは。
PC Building Simulatorの思い出
PC組み立てゲーム「PC Building Simulator」がきっかけで、CPUのコードネームを気にするようになりました。マザーボードとCPUの互換性に気付くまで、何度もやり直した思い出……。
Coffee Lakeは名前が覚えやすくて印象深かったです。PCパーツのメーカーやメモリソケット、ケースのサイズなど色々なことをこのゲームから学びました。
思えばこのゲームがきっかけでPCを買い替えたりRazerのデバイスを揃えたりしているので、影響は計り知れません。今また遊び始めたら戻って来られなくなりそうです。神ゲーです。
おわりに
CPUの交換についてChatGPTに相談する中でふと気になり、結果として新しい知見が得られました。
私が今使っているCPUはまさにCoffee Lakeです。CPUかGPUをアップグレードしたいと考えているものの、互換性によってはマザーボードやケースも替える必要があります。そこまでするならもう丸ごと買い替えたほうがコスパ的には良いかもしれません。でも自作PCはロマン……。急いでいるわけではないのでゆっくり考えます……。
そういえばAndroidも、OreoやKitKatなどのコードネームがついていました。コードネームは分かり辛いと思うこともありますが、なんだか遊び心を感じます。利便性より大切なものがあるのだと分かったような分からないような。とにかくコーヒー湖が実在していてびっくりしました。Fin.